広葉樹の多くは成長が遅く、数十年から数百年の時を経て家具材として使用できる大木へと育っていきます。
その材を使い捨てではなく親が子へ、子から孫へと引き継いでいけるような耐久性とデザインを持った家具を
一点一点丁寧な仕事で仕上げていきたいと思っています。
その為に構造的には金物を使わず伝統の仕口で作り上げています。
デザインは手加工でしか出しえない曲線と直線を融合したシンプルだけど個性的なものを目指しています。
椅子でもスプーンでも機能性だけでなく、その存在そのものが使い手をホッとさせてくれる、そんな物づくりが出来たらいいなと思っています。